新型コロナウイルスワクチン3回目接種について
新型コロナウイルスワクチンの3回目に関して、当院では2022年1/24(月)より開始します。まずは医療従事者で、次に高齢者になります。当院での接種を希望される方は、市から郵送される接種券が届きましたら、予約センターより申し込みをお願いします。
喘息診断のための、呼気一酸化窒素測定器(呼気NO)を導入しました。
10月に入り朝晩が冷え込むようになってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
昼と夜の気温差が大きくなり、最近、喘息の患者さんが多くなってきました。風邪などの感染症を契機に悪化しやすいですので、喘息の既往のある方は風邪をひかないように十分お気を付けください。
最近当院では、喘息の診断のための呼気一酸化窒素測定器(呼気NO)を導入しました。咳が長く方の中には(特に夜間や明け方)、咳喘息の方が多く、そのような場合にはこの呼気NO測定が診断に有用です。具体的には、専用の機器に10秒程度息を吹き込んでもらい、呼気の一酸化窒素を測定することで、喘息の原因となっている気道の好酸球性炎症の有無を調べます。この呼気NOの値が高ければ、好酸球性炎症(アレルギー性炎症)が強く、喘息の可能性が高いと判断します。感染症による炎症(好中球性)と速やかに鑑別ができ、早期に喘息の治療を開始できることで、速やかな咳の改善につながります。咳が長く続いてお困りの方は、ご相談ください。
先日、佐賀県の山に、漢方を学んでいる栗山一道先生や同僚と登ってきました。山野草がきれいでした。
最上段はアケボノソウとマツムシソウ
中段はミズヒキソウ
下段はトリカブト
年1回は健診を受けることをお勧めします。
5月も下旬となり過ごしやすい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
すでにH29年度の特定健診やがん検診がはじまっており、当院でも特定健診、前立腺がん検診、大腸がん検診、胃がんリスク検診(ABC検診)を受けることが可能です。元々専門は呼吸器なので、肺がん検診ができたらよかったのですが、肺がん検診は医師2人以上でのチェックが必要なため残念ながら当院では行うことができません。
特に定期的な通院をされていない方は、特定健診やがん検診を受けることをお勧めします。
今年もバラがきれいに咲きました。(赤はレオナルドダビンチ、ピンクはピエールドロンサールという種類です)
青のクレマチスも咲きました。
禁煙に取り組んでみませんか。
桜が咲き終わり、過ごしやすい季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか。
当院では2月、3月がインフルエンザにて慌ただしかったですが、それも終息に向かい、一段落しております。
新年度となり、禁煙を考えている方もおられるのではないかと思います。喫煙は肺気腫や気管支炎、肺癌の原因となり、喫煙を継続することで、咳、息切れ、体重減少、体動困難などをきたすリスクが高まります。当院では禁煙外来を行なっておりますので、お気軽にご相談ください。
桜以降も、庭の花木が次々と花を咲かせています。
睡眠時無呼吸症候群の検査について
3月も中旬になり寒さがゆるみ、日中はようやく過ごしやすくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
病院のまわりではうぐいすが鳴くようになり、睡蓮鉢の中ではメダカが泳ぎ出し、牡丹やバラは芽吹きを見せ、私の方も春の訪れを感じております。
さて、当院では睡眠時無呼吸症候群の検査を簡易型で行っておりますが、簡易型の検査では保険診療上、重症の睡眠時無呼吸症候群でなければCPAP治療を導入できません。そのため、軽症や中等症の患者さんは長崎市の井上病院を紹介しておりますが、最近井上病院で検査を受けた後の結果説明を、遠隔システムを利用して、井上病院の先生の方から直接当院の診察室で受けられるようにしました。このシステムで、結果説明を受けるための2回目の井上病院受診が不要となり、患者さんの利便性が向上するものと考えております。いびきや無呼吸、日中の眠気などがある方はご相談ください。
(診察室の中庭の盆栽に小鳥が飛んできて、木の実をくわえていきました。)